2018/02/06

腸を元気にする漢方薬

六君子湯、補中益気湯など

腸を元気にする漢方薬

漢方では小腸は心に属し 大腸は肺に属しますが
ここでの 腸は 消化吸収機能全体と捉えた方がわかりやすいでしょう。

慢性的に胃腸が弱く、元気がない状態 を脾気虚 と呼び
人参配合の漢方薬で対応します。

具体的には 六君子湯(むくみ傾向) や 補中益気湯(乾燥傾向)
などです。  病ではないけど、加齢などにより胃腸の衰えが
気になる場合  加味平胃散も面白い漢方です。

食事がおいしい状態に続けば 腸は順調に働き、免疫機能も保てて
いるとみていいでしょう。

胃腸不快の原因が判別しにくい時は
「どんな飲み物を飲むのか?」を よく聞きます。

温かい飲み物で胃が落ち着く場合は 胃を温める
人参湯 呉茱萸湯

冷たい飲み物で胃が落ち着く場合は
胃を冷やす 黄連解毒湯、白虎湯 で対応します。

継続するストレスや湿気の多い環境も胃腸機能を阻害します。

胃腸を元気にするにはやはり 食物繊維 和食を中心にする事が
回復への早道です。

ホームへ先頭へ前へ戻る