2018/9/19
『頭痛薬を使うと血流が悪くなるメカニズム』
鎮痛剤 を使えば使うほど
かえって症状を悪化させる
その理由として薬を使う事で
血流が悪くなるから なんですね。
頭痛は痛みは『炎症』が起こることで
出現する症状です。
炎症とは、感染や外傷など物理的、化学的刺激
に対する生体の反応のことです。
炎症反応を起こすことで、有害物質を排除しよう
したり壊れた組織を修復したりするのです。
この時の痛みは、組織を修復するために血流を
改善し、それを維持しようとして、血管拡張作用を
持つプロスタグランジンという物質が生成されます。
一般的な消炎鎮痛剤は このプロスタグランジンの
酸性を阻害することで痛みを抑えているのです。
結果、血管拡張が抑えられ プロスタグランジンが
抑えられれば痛みは軽減されますが 血流が悪くなる
ために組織の修復が遅れることになる。
これがメカニズムです。