2018/11/29

【心配性も不妊の原因?? 心を強くする漢方について その1】

【心配性も不妊の原因?? 心を強くする漢方について その1】

『高齢で出産しても 後 上手くいくのかしら?』

『私はいつも運が悪く上手くいかない?』

『つい先々のことを考えてしまう?』



そこまで考えなくていいのにどうしても考えて不安になる

日本人 特に女性は ストレスに弱いと言われています。

中国での漢方のスペシャリスト 中医の先生にお話を伺うと

中国人 に比べ 日本人は かなり心配性の方が多い事を

感じるそうです。 そしてそれが不妊症の原因になっている



面白いのがそれは漢方の力でよくできるという事

中医学では 心配が多い人は 心血虚 といって

心臓に十分に血液が巡っていないと考える。



心臓はちょっと不具合があればすぐに生命に直結する

臓器 そこに十分な血液が送られていれば自然と安心

できるし、少なければ自ずと不安になるという考えですね。



心血虚の特徴として

● 睡眠が浅い

寝ている時が無防備になるので血虚で安心できない状態

● こんな場合どうしたらいいですか? という質問が多い

切羽詰まった質問が多い状態です。



漢方薬として

この場合の対処は簡単です。

『血』を補えばいいのです。  それを『補血』と言います。

そしてその場合 用いる漢方は

『加味帰脾湯 かみきひとう』



貧血や不眠、神経症などに用いる漢方薬です。【働き】
加味帰脾湯(カミキヒトウ)という方剤です。胃腸を丈夫にし、

貧血症状を改善します。また、不安や緊張、イライラ感をしずめ、

寝つきをよくします。体が弱く繊細で、貧血気味、

さらに微熱や熱感をともなうときに向きます。

【組成】

漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。

加味帰脾湯には、胃腸を丈夫にし貧血症状を改善する生薬、

滋養強壮作用のあるもの、さらに、“酸棗仁”や“竜眼”、“遠志”など気分を

落ち着かせる生薬が配合されています。これらがいっしょに働くことで、

よりよい効果を発揮します。

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